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更新日:2023年6月22日
のら猫問題を解決するには、地域の「猫を助けたい方」と「猫に困っている方」がお互いに「餌やり以外の管理もする」「排除せずに見守る」といった歩み寄りの気持ちを持ち、長期的な視点で解決を目指すことが求められます。
地域猫活動とは、地域住民の合意のもと、その地域にお住まいの活動を行おうとする住民(活動グループ)が主体となって不妊去勢手術や一定のルールに基づいた餌やり、トイレの管理などを行うことにより、猫による生活環境被害を軽減しつつ、猫に一代限りの生を全うさせ、数年かけて地域から飼い主のいない猫を減らしていく環境美化のための取り組みです。
本市では、地域猫活動に取り組む住民等で組織される団体を支援することにより、飼い主のいない猫の適正な管理を推進し、もって猫に起因する生活環境被害の軽減及び猫の引取数の減少を図ることを目的に地域猫活動支援事業を実施しています。
地域猫活動団体が活動地域内で管理している猫に関して不妊去勢手術を実施する場合、協力動物病院で使用可能な手術券を交付し、その手術に要する費用を予算の範囲内で市が補助いたします。
本事業による支援を受ける場合は、下記の要件を満たす必要があります。
地域猫活動団体は、次に掲げる全ての要件を満たす団体とし、事前に登録をしなければなりません。
(1)地域猫活動を実施する地域の住民を中心とし、2人以上で構成されていること。
(2)地域猫活動について地域住民の理解を得ており、かつ、当該地域猫活動について継続的に地域の理解を得られるように周知活動を行っていること。
地域猫活動団体の活動内容は、次に掲げるものです。
(1)地域における飼い主のいない猫の生息状況の把握
(2)地域の理解を求めるための取り組み
(3)地域の猫の飼い主への働きかけ
(4)餌の管理、トイレの管理
(5)不妊去勢手術の実施
(6)新たな飼い主探し
町内会や自治会の役員などで問題点を確認し、解決に向けた取組みについて話し合います。
活動の趣旨を十分に説明し、地域の理解を得て活動を行うことが必要です。
(注1)地域住民の理解を十分に得ないまま、地域猫活動を開始することは、住民同士のトラブルにつながる可能性があります。
飼い主のいない猫の生息数の把握、活動のルール作り(餌やりの場所・時間、トイレの設置・清掃など)、役割分担などの活動の計画を立てます。
猫は年に2回~3回出産し、一度に5匹程度の子を産みます。飼い主のいない猫を増やさないためにも不妊去勢手術をする必要があります。手術費用については、本市が予算の範囲内で手術券を交付するため、活動団体としての負担はありませんが、捕獲・病院までの運搬・元の場所に戻す等の作業は活動団体が行う必要があります。
ルールを守った餌やり(時間、場所、量の管理、置き餌の禁止等)
トイレの設置(迷惑にならない場所に)
糞尿の清掃(トイレや周辺の糞尿を適切に処理する)
市内で活動している地域猫活動団体にご協力いただけるボランティアを募集しております。
ご協力いただける方は、環境整備課環境衛生係(TEL:0948-22-5500内線1652・1654)までご連絡ください。
(注)猫の遺棄(捨てる行為)等を防止するために、受付時点で活動場所などの詳細はお伝え出来ません。あらかじめご了承ください。
【環境省】住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン(PDF:707KB)
(注2)地域猫活動について、ご不明な点は環境整備課環境衛生係(内線1652・1654)までお問い合わせください。
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