ここから本文です。
更新日:2024年12月2日
目次 |
インフルエンザウイルスに感染することによっておこります。インフルエンザの症状は、普通のかぜに比べて全身症状が強い(高熱・関節痛)のが特徴で気管支炎や肺炎などを合併し、重症化するのも特徴です。流行すると、特に65歳以上の高齢者や慢性疾患患者で死亡率が高くなる点でも普通の風邪とは異なります。インフルエンザは例年、冬に流行がみられることから、流行の更なる拡大が懸念されます。感染予防に、より一層注意しましょう。
一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。
一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が突然現れます。あわせて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
乳幼児ではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
インフルエンザ | 風邪 | |
感染力 | 非常に強い | あまり強くない |
潜伏期間 | 2日前後 | 2~5日程度 |
症状 | 急な高熱、悪寒、頭痛、筋肉痛 | くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、痰 |
経過 | 急激に進み、症状が重い | 比較的に症状が軽い |
小児・未成年者がインフルエンザに罹患した場合、抗インフルエンザウイルス薬の種類や服用の有無にかかわらず、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと歩き回るなどの異常行動が報告されています。このため、インフルエンザにかかった際は、抗インフルエンザウイルス薬の種類や服用の有無にかかわらず、異常行動に対して注意が必要です。
厚生労働省ホームページにインフルエンザに関するQ&Aがあります。
詳しくは厚生労働省ホームページ(外部サイトへリンク)をご確認ください。
関連情報
よくある質問
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください