更新日:2023年8月7日
体罰等によらない子育てのために
体罰等によらない子育てのために~みんなで育児を支える社会に~
子どもへの体罰は法律で禁止されています!
体罰等によらない子育てを推進するため、子育て中の保護者に対する支援も含めて社会全体で取り組んでいきましょう。
なぜ、体罰はいけないの?
- 体罰等が繰り返されると、子どもの心身の成長・発達にさまざまな悪影響が生じる可能性があります。
- これは科学的にも明らかになっています。
しつけと体罰はどう違うの?
- しつけとは、子どもの人格や才能等を伸ばし、自律した社会生活を送れるようにサポートしていくことです。
- そのためには、体罰ではなく、どうすればよいのか言葉や見本を示すなど、本人が理解できる方法で伝える必要があります。
体罰等によらない子育てのための工夫のポイント
- 子どもの気持ちや考えに耳を傾けましょう。
- 「言うことを聞かない」にもいろいろあります。
- 子どもの成長、発達によっても異なることがあります。
- 子どもの状況に応じて、身の周りの環境を整えてみましょう。
- 注意の方向を変えたり、子どものやる気に働きかけてみましょう。
- 肯定文でわかりやすく、時には一緒に、お手本に。
- 良いこと、できていることを具体的に褒めましょう。
保護者自身のポイント
否定的な感情が生じたときは、それは子どものどんな言動が原因なのか、自分自身の体調の悪さや忙しさ、孤独感など、自分自身のことが関しているのかを振り返ってみましょう。
- 深呼吸して気持ちを落ち着ける
- ゆっくり5秒数える
- 窓を開けて風にあたって気分転換するなど
少しでもストレスの解消につながりそうな自分なりの工夫を見つけましょう。
子育てはいろいろな人の力と共に
- 子どもを育てる上では、支援を受けることも必要です。市などが提供している子育て支援サービスを積極的に活用しましょう。
- 子育ての大変さを保護者だけで抱えるのではなく、少しでも困ったことがあれば、まずは市の子育て支援課や保健センターなどへ相談しましょう。
- 子育て中の保護者に接するみなさんで、子育て中の保護者が孤立しないようにサポートしていきましょう。
- 保護者だけで抱え込まないように、声かけや支援を行い、市や児童相談所などとも連携して社会全体で支えていくことが必要です。