更新日:2024年5月20日
老人クラブ
老人クラブの目的
老人クラブとは、地域を基盤とする高齢者の自主的な組織として、次の内容を目的としています。
- 仲間づくりを通して、生きがいと健康づくり、生活を豊かにする楽しい活動を行う
- その知識や経験を活かして、地域の諸団体と共同し、地域を豊かにする社会活動に取り組む
- 明るい長寿社会づくり、保健福祉の向上に努める
老人クラブの会員
- 老人クラブは、入会を希望する、おおむね60歳以上のかたを会員としています。
- 単位クラブの会員数は、クラブ活動が円滑に行われる程度の同一小地域に居住するもので、1クラブあたり、おおむね30人以上です。
老人クラブの活動
地域を豊かにする社会活動・生活を豊かにする楽しい活動を行っています。
- 地域を豊かにする社会活動
(1)友愛活動
一人暮らしや高齢者世帯、閉じこもりがちな人を対象に、声かけや情報提供を通じて孤立を防ぎます。
また、暮らしの困ったことを仲間同士がお手伝いして支えあっています。
(2)環境美化・リサイクル・生産活動
美しい地域を次世代に残すため、活動を行っています。
(3)世代間交流・伝承活動
他世代との交流は、お互いを理解するよい機会です。語り継がれてきた暮らしの知恵や地域の歴史を伝えることは、高齢者だからできる活動です。
(4)子ども見守り活動
登下校の見守り、地域のパトロールを行い、子どもを事件や事故から守る活動をしています。活動を通じて子どもとの交流も生まれます。
(5)提言・提案
よりよい高齢化社会に向け、高齢者の実態や生活の中で感じている問題を、関係者や行政、社会に伝えていくことも私達の役割です。
- 生活を豊かにする楽しい活動
(1)仲間づくり
第二の人生の充実・仲間がいるから面白い第二の人生、楽しい出会いがまだまだあります。
特に、地域・身近に支えあえる仲間は、年齢とともに大切な存在となります。仲間の存在により、楽しく安心した生活を過ごすことができます。
(2)健康づくり・介護予防活動
老人クラブはさまざまな健康活動を行っています。医療や保健、介護に関する制度などについて正しい知識を学んだり、新しい情報を得る機会もたくさんあります。これらの活動は関係団体や行政と連携して取り組んでいます。
また、高齢者が気軽にできるスポーツの取り組みも活発に行っており、体を動かすことでストレス解消にもなっています。
(3)趣味・文化・レクリエーション活動
コーラスやカラオケ、ダンス、パソコン、旅行などの楽しい趣味、サークル活動なども充実し、生きがいづくりに繋がっています。
また、作品展や発表会など多くの人が気軽に参加できる活動は、高齢者同士の交流の場にもなっています。
(4)安心・安全
交通安全教室や防災教室、振り込め詐欺や悪質商法の学習など日々の暮らしが安心して過ごせる活動に取り組んでいます。
また、老人クラブ専用の傷害保険にも加入するこができ、安心して老人クラブ活動に参加することができます。
老人クラブの運営
地域のみなさんでつくる団体であるため、自主的な組織で、民主的な運営をしています。
このため、会則や内規を定めるなど、運営方法を明確にしています(下記は一部抜粋です)。
役員の構成
会を代表する会長・副会長・会計・監事などの役員をおく。
会員の役割分担
役員の他に活動分野ごとの担当者や幹事・係等を設けて、できるだけ多くの会員が役割を分担して活動推進に参画するようにする。
役員会・定例会の開催
役員会は定期的に開催して、活動全体の進捗状況を把握し、実施を図るとともに、対外的な折衝や活動計画、予算の執行を行う。
活動計画・予算の作成
毎年、会員の話し合いにより活動計画と予算を作成し、計画的な運営に努める。
これからの老人クラブ
高齢化社会では、地域の老人クラブの活動が大切な役割を担います。積極的に社会参加をする意識が大切です。
健康づくり、仲間同士の助け合い、地域の奉仕活動に、生きがいづくりの場として、あなたの豊かな経験と知恵をすすんで活かしてみませんか?
単位クラブの組織ができている場合
- 60歳以上の方なら誰でも入会できます。
- 入会の手続きは「飯塚市老人クラブ連合会事務局(電話:0948-96-8233)」にお問い合わせください。
新たに単位クラブを新設する場合
- 会員数はおおむね30人以上です。
- 新設の手続きは「飯塚市老人クラブ連合会事務局(電話:0948-96-8233)」にお問い合わせください。